負けない

「負けない、、、、!!」

 

そう言って私は試合に出る。

 

私は前回の試合で屈辱的な負け方をしてから、この競技に対して考えを改めた。

私は今までこの競技をただの面白いコンテンツとしか思っていなかった。しかし、その考えがどんなにおろかだったのか、、、

それをわからせてくれたのがまさに今から勝負をしようとしている彼だ。

 

私はこれまでなんとなくこの競技をやっても勝てるほどのセンスは持っていた。だからあのときも余裕だろとは正直思っていた。でも実際は違った。私が今までやってきたようなやり方は彼には全く通じなかったのだ、、、

 

「くそっ、なんで、、、自分はこんなに弱かったのか、、、??」

 

今まで自分が弱かったなんて全く思いもしなかったが、当時の試合で彼に手も足もでないことが、そのことを思わせた。

 

もっと真面目に練習しなければいけないのか、、、

 

これまで練習というものを一切してこなっかった私は当然、練習の仕方をわからなかった。

とても悔しかったが彼に練習の仕方を聞いてみることにしたのだった。

しかし彼はこういった。

 

「それだから君は僕に勝てないんですよ、ほんとあまいですね。自分だけで練習もできないとは、、、笑わせないでください」

 

このときつい手が出そうになった。でも確かにそうだった。自分一人で考えて練習しなきゃ彼にも他の人たちににも勝てない、、、

 

私は練習方法を考えた。馬鹿な頭で考えた。

結局思いついたのは、何回も同じ事を繰り返しやるというものだった。これが最適解なのかはわからない。でも私なりに精一杯がんばった、、、!!

 

だから、今日はその努力を、そしてあのときの屈辱を晴らすとき!

待ってろ、今度は私が彼にwww、ごめん、思い出しw笑いwしちゃったww

 

よし、気を取り直して

 

今から私は彼にリベンジをすりゅ。

昔の私、応援してくれ!!

 

そして絶対に負けない!

いや、絶対に勝つ!だ!

 

この「ティッシュポップコーン世界大会」で!!